8月6日(日)と11日(金・祝)に、美術モデルの海斗先生による『こども美術解剖学』が開催されました!
“こども”という名前ですが、実際にはおとなの部も大いに盛り上がり、漫画家や造形作家、初心者の方々が、楽しみながら学ぶ場となりました。
11日には、こどもの部も開催され、こどもたちは刺激を受けながらたくさんメモとスケッチをしていました。
このブログ記事では、授業のレポートをお届けしますので、ぜひご覧ください!
美術解剖学とは
この学問は、人体の構造を理解し、より深く人体を表現するためのものです。男性と女性の描き分け、年齢や人種による体格の違い、動きによる表現など、マンガやイラスト、アニメ、フィギュア造形などのクリエイターにとって非常に重要な知識です。近年では、芸大のイラストレーションコースのカリキュラムにも取り入れられている学問です。
講師プロフィール
美術モデル海斗
自らの身体を用いて解剖学、理学療法、美術の三つの視点から人体を解説する日本ではただ一人の【美術解剖学モデル】。
兵庫教育大学アカデミック造形研究プロジェクト、美術解剖学会員、京都アトリエ路樹絵プロデューサー。ゲームメーカー、アニメ制作会社の社員向けセミナーや、クリエーターを夢見る一般の方を対象に社会人向けの【美術解剖学セミナー・海斗LIVE】を地元の京都のほか東京・大阪・名古屋・福岡・鹿児島などの都市で開催。
「美しい美術解剖図」(小田隆著、玄光社およびKindle)を監修。自らの身体の写真集「HATTKE」(木越由美子著)は東京都写真美術館(恵比寿)所蔵。
★リンク
こどもの部
まずは、11日に行われたこどもの部のレポートです。中学生から高校生、そして19歳の女性が参加してくださいました。
こどもの部では、海斗先生はパンツを着用されていますのでご安心を。参加者たちsはじめて観る美しい肉体美に注目が集まりました。
子どもたちも興味津々で、筋肉の収縮や変化を実際に触れて体感しました。男女の骨盤の大きさの違いなども教えてもらい、どれだけ体つきが違うのかを勉強しました。
美術系の高校に通う2人の参加者は、スケッチもとても上手です。海斗先生の講義の内容を熱心にメモしている姿が印象的ですね。
美術解剖学の目的は、ただ上手にスケッチを描くことではありません。まるで朝顔の観察記録のように、人体の構造に対する知識を吸収し、その記録を残していくことです。ノートを見返すことで知識が定着するので、ぜひ家に帰ってからもパラパラメモを見返してみてくださいね!
ご感想
アンケートではたくさんの刺激を受けたというコメントを多数いただきました!めっちゃ嬉しいです!
体をさわらせたり、男女を対比して教えてくれたりと、とても分かりやすかったです。
本当に普段できないような体験ができてよかったです!体の外か
ら中までとても勉強になりました。
いつも男性を描くのが苦手なので、描き方がわかった気がします。
ボリュームがありすぎて、聞くだけで精一杯でしたが、それでもすごくかみ砕いて教えてくださったので3時間という長い時間でも聞くことができました。ありがとうございました。
今日は筋肉の違いや練習方法も教えてくれて、本当に良かったです。おしげもなく体を触らせてくれたのがありがたかったです。男女の違いがより分かったと思います!
解剖学をふかく学べる一歩になれて、本当によかったです!
筋肉のイラストも描いてくれました!さすが背筋がリアルに描けてますね(^▽^)/
大人の部へ続く→
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