こどもマンガ・イラスト教室、前期の授業が終了しました！

みなさん、こんにちは！アトリエCaimaのカイマミカです。

2023年7月15日（土）に、こどもマンガ・イラスト教室の前期授業が無事に終了しました。4月から始まったこの教室は、最初は3人の生徒からスタートし、5月には1人増えて計4人での授業を行いました。

参加した4人の生徒は、みんな個性豊かで楽しい子どもたちばかりで、毎回笑いが絶えない授業となりました。

今回は、前期の授業のまとめをお伝えしたいと思います（＾▽＾）/

マンガ・イラストの基礎を学ぶ

授業では毎回異なる課題に挑戦し、生徒たちは絵やストーリーを作り上げる楽しさを学びました。

以下、全１５回の課題です。

最初の方の課題は私が元々用意していたものですが、子ども達のレベルが高く、用意していた課題を難なくクリアしてくれる嬉しい展開に！

特に驚いたのは第９回のシチュエーションの絵を描こうの課題。テーマは「遅刻」で、私は１枚の絵・ワンシーンを切り取った絵を描いてもらうつもりでした。

ところが、子ども達が課題に取り組み始めると教えてもいないのに「コマ割り」を描きだしたんです！１P～２Pマンガが出来上がり、びっくりました。「コマ割り」ははじめての人には難しいことなので、それをスッとできてしまったので本当にすごい👏

なので、私は考えていた課題をいくつか飛ばして、子ども達が授業で完成させた絵を見て「次はこれをやろう」と決めたり、子ども達からの「こういうのが描きたい」というリクエストに応えて課題を設定していきました。

ただ「描き方」を教えるだけでは子どもたちには面白くありませんので、立体感を目と触覚で感じるためのフィギュアやカメラで実際に描きたいポーズを写真に撮るなど、実際に体感できることを取り入れています。

毎回子どもたちの造像力や発想力を駆使して作品を完成させることを重視しました。

生徒作品

本当は全ての作品を載せたいところですが、課題で制作した生徒作品の一部をご紹介します。

最後には毎回合評の時間を設け、作品についてお互いに良いと思ったことを伝えあいます。このような課題を通じて、子どもたちは自分の描く絵に自信を持ち、マンガ・イラストの基礎をたくさん身につけてくれたと感じています。

子どもたちの感想

授業の最後に、「前期の授業を受けてどうだった？」と質問してみました。

と、とっても嬉しい返答をくれました。

４人とも個性豊かで、それぞれ好きなモノがはっきりしています。これって実はすごい才能です。

「好き」が分かっていれば、あとはそれを磨いていけばいいだけ！それぞれが描きたいものを沢山描いたおかげで、どんどん上手くなっていったと思います。

まとめ

現在のクラスは本当に賑やかで、いつも笑い声が絶えません。仲間と一緒に楽しく学ぶ環境で、さらに嬉しいことに、子どもたちはそれぞれ全く違うジャンルの絵を描いていますので、お互いに刺激を受け合っているようです。

これは私が教室を開く際に目指していた形そのものです。子どもたちが「絵を描くのが楽しい！」と言ってくれるたびに、本当に教室を開いてよかったなと嬉しさを感じています。

今後も、子どもたちがより多くの表現力を身につけ、創造力を発揮できる場を提供し続けたいと考えています。

夏休み中もさまざまなワークショップを用意し、マンガだけでなく幅広いジャンルに触れる機会を提供します。

後期からはいよいよ本格的にマンガ制作に入ります。どんな作品が生徒たちから生まれるのか、今からとても楽しみです！