カイマミカ個展「かいまみるマンガと水彩画」を振り返る~前編~

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アトリエCaimaオープン記念展 カイマミカ個展「かいまみるマンガと水彩画」10月30日~11月6日

個展終了から、3週間ほど経ちました。早いですね…まだ昨日のことのように思えます。

随分と遅くなってしまいましたが、先日やっとお礼状を発送いたしました。届いたよと報告がちらほらきたので、こちらでも公開いたします。

お礼状のはがき

会期中は一日だけ雨が降りましたが、ほぼ晴天に恵まれ、おかげさまで盛況のうちに終えることができました。

足をお運びくださったみなさま、本当にありがとうございました。

8日間の会期中、なんとのべ126名さまがお越しくださいました。

お世話になった方々や、久しぶりに会った友人、わざわざ遠方からかけつけてくれた友達もいて、本当に良い人達に恵まれたなと実感しております。

そして、長く応援してくださっているファンの方や、お仕事で関わった方、ご近所の方、初めてカイマを知ってくださった皆さんにもお会いできてとても嬉しかったです。

個展の写真を見ながら記事を書いていたら、楽しかった思い出がよみがえって感想がとても長くなりました(笑)

前後編に分けて、書いていきたいと思います。

3つの展示コーナー

まずは、個展の展示内容から。

今回の個展は、白泉社Love Jossieにて連載中の「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」(以下、曇ピク)のカラー原画を中心に、イラストの描き方やマンガ制作の工程をかいまみれるように、大きく分けて3つのコーナーを用意しました。

表紙カラーイラスト

曇ピクの表紙コーナーです。

story01~06、コミックスの表紙まで展示しました。(諸事情でstory04だけ展示なしです。)

こちらのイラストはすべて「透明水彩」で描いています。

タイトルが入れやすいようにお花と人物を分けて描き、後でデータで取り込み合成して送ります。

ただ、やはり取り込む段階で少し色味が変わっていしまいます。

展示では、原画ならではの透明水彩の持つ柔らかくで透明な色彩を楽しんでいただけたらと思っていました。

マンガの作り方

こちらはマンガの作り方のコーナー。私のマンガ制作の流れをご紹介しました。

プロット、チビネーム、ネーム、完成原稿(曇ピク原案)を展示。

人が少ないときは「座っても読んでもいいですよ」とお声かけして、じっくり楽しんでもらいました。プロットから完成まで、変化した部分を照らしあわせると面白いです。ご質問も多くいただいて、初めて知ったと喜んでもらったり、ジャンルを問わず何か創作をしている方とは共感しあったり、皆さんとの会話が弾みました。

街かど人物スケッチ

2014年からはじめた、人物スケッチの展示。街で実際にいる人をスケッチしています。

奥の廊下に展示しているのですが、そこから「こういう人いるいる~!」と声聞こえてきて、ほっこりしていました。

よく考えたら、この趣味も9年くらい続けていたことにびっくりしています。

数えていないのでわかりませんが多分総数は200枚以上はある気がします。

またスケッチだけの個展を開こうかななんて思ったり。

廊下に貼られたスケッチ

雰囲気スケッチ

「あなたの雰囲気お描きします。似顔絵ではありません、3割シュっとします。」

とうたって、5分~10 分程度でお客さんを即席スケッチをしました。

これはイベントの時にだけやっているのですが、思いのほか好評でした(^▽^)

のべ16名のお客様を描かせていただき、みなさん「シュッとした!」と大いに喜んでいただきました(笑)

これはまた、後編でご紹介します。

物販

表紙のポストカードや色紙を販売しました。クリアファイルが結構好評で、「小学生の娘が、古いのを捨ててさっそく使っています!」「友人に配ります」「仕事場で使います!」と続々とご報告が…!とても嬉しいかったです。

「つけペンで描いてみよう」こどもマンガ・イラストワークショップ

会期中、三回ともすべて満席でした。ご参加ありがとうございました。

90分と長めなのですが、子どもたちは夢中で描いてくれていました。

ワークショップの様子は、また個別でご紹介します(^^♪

後編へ続く(近日公開)

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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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