🍁アトリエCaima展＠十三アートフェス2023レポート

2023年11月30日

こんにちは、アトリエCaimaです！2023年11月22日～26日まで、十三アートフェスにて開催されたアトリエCaima展が大盛況に終了しました。

まずはお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。地図を手に持って回ってくださった方、出展者、そしてふらっと立ち寄ってくださった方々まで、たくさんの方との交流ができ、非常に楽しい展示会となりました。

ジャンルがバラバラ！な展示会

今回は、カイマミカと縁のある作家6名とのグループ展でした。夏休みのワークショップでゲスト講師をしてくださったアタリサオリ先生、前芝武史先生、果絵先生に加え、私の大学時代の友人である小山大地先生、浅田千文先生、そしてアートフェスのオープニングでワークショップをしてくれた工藤稜先生という異なるジャンルの作家が参加しました。こんなにジャンルがバラバラなのは他ではなかなか見かけないことで、多様性に富んだ展示会となりました。

特に注目を集めたのは前芝先生のトルソー。触れてもよいという許可を得ていたため、来場者は筋肉の隆起を手で感じることができました。「こんな体になりたい」との感想も寄せられ、大いに盛り上がりました。

そして、果絵先生の「なりきりてっちゃん仮面」も大人気。訪れた方々に写真を撮ってもらい、その面白さが一堂に会しました。

アタリサオリ先生の油絵は、トルソーのモデルさんと一緒です。立体と平面の表現の違いを感じることができました。特に筋肉の美しさについて多くの方が「すごい」と感嘆の意を表してくれました。

工藤先生の作品は、海外SF小説「宇宙英雄ローダンシリーズ」の文庫本の表紙絵。展示を通じて、本のファンと思われる方が訪れ、「これ読んだことある！」と興奮の声が上がりました。

小山先生の日本画作品は、ストーリー性を感じさせる風景画で、多くの方が作品に引き込まれました。特に日本画が初めてという方も多く、画材の説明や西洋画との違いに興味津々でした。

浅田先生のイラストは、細部の描写が特筆され、展示された原画はその緻密さがより際立っていました。鑑賞者はその美しさに感嘆の声を上げていました。

最後に私の水彩画。透明水彩ならではの淡く美しい発色が展示され、原画と印刷物との違いも鑑賞者に感じてもらいました。眼鏡のせいか、描かれた主人公のゆうみちゃんに似ているとの声もあり、私自身も戸惑いと恥ずかしさを感じました（笑）(けして自分を美化して描いてるわけじゃないですよ！！ｗ)

こどもマンガ・イラスト教室の生徒作品も！

現在、教室に通ってくれている生徒の素晴らしい作品も展示しました。小学５年生から中学３年生までが描いた、今しか描けない輝くイラストたちです。お客さんからは「かわいい」「めっちゃ上手い」とたくさんの称賛をいただき、うちの生徒たちは本当に素晴らしいでしょう！とても誇らしい瞬間でした(⌒∇⌒)

お客さんが面白い！

訪れてくれるお客さんがめっちゃ面白くて、とてもフレンドリーでした。初対面の方との会話がとても楽しく、「知り合いかと思った！」とアタリ先生に驚かれるほど(笑)アートフェスに参加している他のアーティストやお店の方々も展示を楽しんでくれ、それがまた一層の面白さを生み出しました。

アートに触れる

アートにあまり触れる機会のない方々にも楽しんでいただきたいとの思いから、この展示会を企画しました。

多くの方が「私は絵の才能がなくて…」と言うことが多い中、アートに触れたことで絵にまつわる思い出話が蘇りました。「小学校の頃、こんな美術の授業があった」「高校では音楽を選んだけれど、美術を選んでいた子が油絵をしていた」「模写は得意だから、こんなの描きましたよ」といったエピソードが次々と聞かれ、私たちの作品を通じてアート体験の記憶が呼び覚まされた様子が見受けられました。

「絵を描いてみたいな」とか「得意なことで何かやってみたい」といった刺激を受けてもれえていたら、展示をした甲斐があったと思います！