🌻『手のアートオブジェを作ろう』特殊造形・メイクアーティスト一花先生のワークショップレポート2023.8.27

2023年8月27日(日)、特殊造形・メイクアーティスト一花(いっか)先生による『手のアートオブジェを作ろう』ワークショップが開催されました!

このワークショップでは、参加者は自分の手の型を取り、それを石膏で固め、その後自由に装飾を施すという内容でした。参加者たちは自分のアイディアに基づいて形と色を加え、素晴らしい作品を完成させました!

企画発表当初から大変人気で、すぐに満席となったこの講座。7時間という長丁場の講座でしたが、参加者たちはとても楽しそうに創作していた様子が印象的でした。

一花先生も参加者たちの意気込みに感動されていました(^▽^)/

コチラの記事ではそんな授業の詳細をお伝えいたします!

講師・一花(いっか)先生

九州の佐賀県唐津市出身。 ものづくりが大好きです。 普段は、特殊メイク・特殊造形のフリーランスとしてお仕事を頂いたり、専門学校の非常勤講師のお仕事や小さなフィギュアの塗装など、いろいろな物作りをお仕事にさせて頂いています。アーティストネームは一花(いっか)で活動しています。

助手・果絵(かえ)先生

リアルフィギュアの塗装の楽しさに出会い、特殊造形・メイクアーティストとして活動しているそう。

目次

海藻ベースの素材で手の型を作る

参加者たちには、事前に作りたい手のイメージを考えてもらいました。

作りたい手のポーズに合わせて、最初に牛乳パックで箱を作成します。

海藻ベースの材料を混ぜて(スライムのような感触)、それを箱に流し込みます。

そして、その中に手を挿入します!選んだポーズをとったまま、材料が固まるまで約10分間待機します。

T家は、家族全員が一緒に大作を作るため、みんなで団子状になって待機しています(笑)。

型に石膏を流し込んで固める

作った型に、石膏を流し込んで固めていきます。石膏が固まったら、型から外します。

指先など繊細な部分は折れやすいので、慎重に掘り進めます。まるで化石の発掘のような雰囲気です。

乾燥させる

石膏で作った手のオブジェを乾燥させます。その間に1時間のお昼休憩!

いよいよ着彩&装飾

乾燥させた手のオブジェに、色を付けていきます!欠けた部分は粘土で補強したり、傷を縫製した後のような装飾をしたり、参加者たちはアイディアを凝らしています。エアスプレーや特殊な画材を使って着彩する体験も行い、造形の楽しみを満喫しました。

個性豊かな手のアートオブジェが完成!

リアルな手からゾンビのような手、夢のようなカワイイ着彩やかっこいい手など、個性溢れる素敵な作品ができました!完成した参加者たちの笑顔が輝いています!

ご感想

参加者から寄せられた感想の一部をご紹介します!

講師コメント

一花先生

参加者の皆さん、この度は手のオブジェ制作ワークショップにご参加下さいまして、誠に有難うございました!  
お子さん向けのワークショップで、1日で型取りから仕上げまで、盛り込み過ぎてしまったかとドキドキしていましたが、、、
皆さん初めての体験にも関わらず、すごく熱心に取り組んで頂いて、更にとても素晴らしい作品に仕上げて下さいました!!
とにかくものづくりが好き!楽しい!が伝わって来て、こちらもワクワクドキドキさせて頂きました!
制作に取り組む熱い視線、集中力!
考え、挑戦する、表現する。
皆さんの創意工夫で仕上がる作品、この経験の積み重ねが、子供たちの更なる成長に繋がるのだと感じました。
子供たちにこの様な体験の場を設けて下さるアトリエカイマさん、とても素晴らしい空間です!!
2023夏、皆さんとすごく熱い思い出が出来ました!
本当にありがとうございました!!

助手・果絵先生

今回お手伝いで参加させていただいた、果絵と申します‼
参加者の皆様、おつかれさまでした!
可愛らしいものからホラ〜チックなものまで、、、、アイデアつまった魅力的な作品がたくさん完成して、見応え大!!!のオブジェ祭りでした🤩
お互いに手伝い合って、ちょこっと悩みつつも笑い合いながら自由に制作されていて、私自身も1日笑いっぱなしでした😂
嬉しい感想もたくさんいただいてやっぱり楽しんでできることっていいな〜と改めて感じています😙
自分や家族の成長過程が形で見えてさらに作品となるのも素敵ですよね😆😆
ご参加いただいた皆様、アトリエcaimaさん、一花先生、素敵な機会をありがとうございました😆

まとめ

特殊造形は私自身も初めての経験でした。一花先生が、「自由に作ってほしい」とたくさんの材料を持ち込んでくださり、参加者たちは型にとらわれず、非常に自由度の高い作品を完成させました。

普段は自分の一部である手が、「物」として切り離されたとき、皺や爪の形などに新たな発見があります。この造形作品の魅力は、立体感や存在感、そして「現在」という瞬間を閉じ込めることができる点です。今回の手のアートオブジェは記念品にもなりますし、平面の作品とは異なる魅力がありました。

今回の講座は非常に好評でしたので、来年もぜひ開催したいと考えています!余裕があれば、大人向けの講座も検討中ですので、お楽しみに!(私も作ってみたいです!)

誇らしげな完成ピース!
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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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