【2025年8月9日(土)・10日(日)開催】「見て・さわって・描いてわかる!人の描き方」講師:海斗先生(美術解剖学モデル)ワークショップレポートです。
今年も2日間にわたり、みっちりと人体について詳しく、濃密な授業が行われました!
中学2年生の男子も保護者の付き添いのもと、フルヌードデッサンに参加。
とても刺激を受けている様子でした。
※検閲にはじかれないためヌード写真はモノクロにしています。
プロポーションについて学ぶ

午前の部では、人体を描く上で欠かせないプロポーションについて丁寧に指導。
重心の大切さや肩の可動域など、目の前で実際に筋肉が動く様子を観察しながら解説を受け、理解がぐんと深まりました。

腕と下半身について深掘り

午後の部はいよいよフルヌード。
腕が鎖骨から動くこと、肩甲骨の移動など、海斗先生が自由自在に筋肉を動かし、形の変化を間近で観察しました。


参加者からは、
- 「おへその位置はどこにあるんですか?」
- 「股の部分に見えるこの筋はどこにつながっているんですか?」
など、漫画家や3Dデザイナーならではのマニアックな質問が次々に飛び出します。
教科書には載っていないリアルな情報が満載で、質問が止まりませんでした。
海斗先生からのコメント

8月9日(土)
美術解剖学モデル海斗は、今年のワークショップでも2日間開催をさせていただきました。1日目の午前は【プロポーション】を体感することを中心に、午後は肩と腕の連動や背中の動き、さらに脚の観察を中心にセッションを進めていきました。
遠く富山から来てくれた中2男子くんとはLINE交換もさせてもらいました!
いつものように、海斗が普段やっている大人向けの美術解剖学セミナー【海斗LIVE】と同じように「知る>観る>触る>描く」というステップで、人体のことをいろいろ知ってもらえたかなと思いますし、今年もカイマ先生自身が女性モデル(水着着用)を買って出てもらえたので、男女の性差も目の当たりにしてもらえました。フルヌードの午後のセッションは、カイマ先生の漫画家のお知り合いも来られていたし、小説を書いている方が観察眼を養いに来たり、ゲームのモデラーさんやアニメーターを夢見る方も参加したりで、にぎやかな会になりました。アトリエCaimaの「夏休みワークショップ」は年を追ってにぎやかになるな~。皆さん来年も来てくださいね。
8月10日(日)
2日目はメンバーが3人を除いて入れ替わったこともあり、初日と重複する内容も少し交えながら、脇の下の造形、ポーズと重心、腕の動き方、そして骨盤と脚、という流れで3時間。午後はカイマ先生のお知り合いの漫画家さんが多数来られて、初日午後に続いて満席。脇の下は僕の脇の動きを観ながら、ウォルト・ディズニーのスタジオがやっているスケッチ訓練方法をアトリエCaimaで再現! ディズニーのやり方を十三で(笑)、すごいと思いませんか。
骨盤の話から男性器の造形の話に発展して(参加者の9割が大人女子だったこともあり?)、普通のセミナーや本などでは知ってもらえないことを実際に見て、知っていただけたのもこの日の特色でした。僕のセミナーでは写真資料を自由に撮ってもらうので、貴重な機会だったと捉えてもらえたのではないかなと思います。
7月26日から8月17日まで続くこの「夏休みワークショップ」をすべて主催するカイマさんの努力は本当に大変なんですけど、これからも毎年続けばいいなと願っています。
まとめ

今年は、こどもの参加が1名あり、とても嬉しい出来事でした。
中学生のうちからこの体験ができたことは、きっと彼の記憶に残るはずです。
海斗先生が授業中に「いかに多くのことを知っているかが、創作する上で大事」とおっしゃっていました。
授業では美術だけでなく、医学や作業療法の知識を用いて人体を説明されるなど、多岐にわたる内容でした。だからこそ、参加者それぞれの創作活動にも直結する学びになったと思います。
海斗先生のWSは今年で3年目。リピート参加の方も増え、本当に嬉しい限りです!
来年もぜひ開催したいと思いますので、お楽しみに。

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