🌻『必ず上達!立体造形とデッサン!!』講師:前芝武史先生のワークショップ開催レポート2024.8.4

2024年8月4日(日)、「必ず上達!立体造形とデッサン!!」のワークショップが前芝武史先生を講師に迎えて開催されました。

前芝先生は彫刻家でありながら国立大学法人・兵庫教育大学で教授もされています。先生の教え子達は、日展での入選者は10名近くになる他、特選受賞者2名、大学教員、博士学位取得者も!彫塑を教えるのが「日本一上手い」とも言われているそう!

そんな素晴らしい授業を受けに、遥々関東方面からお越しの方もいらっしゃり、白熱したワークショップとなりました。

目次

授業はまさにライブ!!

ワークショップは、午前・午後の回行われ、まずは参加者の目的をお聞きしてから授業がスタートしました。

前芝先生は「団子の組み立て」というテーマを用いて、立体造形の基礎からじっくりと指導。特に「寸法・位置・方向」の3つが立体造形やデッサンにおいて重要であることを、実演を交えながら熱心に説明されました。

参加者の知りたいことに応じて授業が展開されたため、まるでライブのような臨場感がありました。

特に高校3年生のOくんは、以前前芝先生の授業を受けたことがきっかけで彫塑に夢中になったそうで、今回も両部に参加してくれました。前芝先生からは「俺が育てる!!」と熱い弟子認定を受けるほどで、彼の真剣な姿に私も胸が熱くなりました。

参加者のご感想

アンケートにご協力いただいた方の感想をいくつかご紹介します。

前芝先生からのコメント

「夏のワークショップ、彫刻家・前芝武史担当の『必ず上達!立体造形とデッサン!!』、本日無事終了いたしました。立体造形の視点からデッサンを理解する、そしてデッサンから立体造形を理解する。ワークショップでは、こうした事柄を往還させ、より強固な多角的理解を目指して、実演を交えた内容を展開しました。

参加者の皆さんには、すでに高名な画家や、高校美術の先生、将来本気で彫刻家を志す高校生、さらには趣味として高いスキルアップを目指す方々など、実に様々な方々が集まってくださいました。大人が中心でしたが、お子様連れでご参加くださった方もおられ、とても明るく楽しい雰囲気の中で行うことができました。本当に皆様には心より感謝申し上げます。

講義や実演は、僕も本当に真剣勝負で臨みました。暑さ厳しい中、面白さと目から鱗の内容を目指して灼熱の講義となりました。午前中の3時間、午後の3時間も、楽しい時間はあっという間でした。カイマさんも楽しく講義に参加してくださり、大変充実した内容になったと感じています。また来年もお世話になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。」

日展会員、日本彫刻会運営委員、白日会会員/関西支部副支部長、美術解剖学会幹事、アカデミック造形研究プロジェクト理事長、国立大学法人兵庫教育大学教授 前芝武史

前芝先生の板書

まとめ

今回は非常に濃密な授業となり、感想を読んでいると、授業を受けてみなさん早く自分の制作をしたいと刺激を受けているのが分かります。私としては、人に指導する立場としても大いに勉強になりました!

また来年も開催していただけるとのことなので、お楽しみに!

キツネを描いてくれました(^▽^)

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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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