🌻カイマミカ「つけペンで描いてみよう!」ワークショップ開催レポート!

8月17日(土)、こどもマンガ・イラスト教室講師・カイマミカの「つけペンで描いてみよう!」ワークショップが開催されました。

今回も満席御礼!参加者のみなさんと一緒に、つけペンの描き心地を楽しみながら、和気あいあいとした時間を過ごしました。

目次

つけペン練習

ワークショップは、まずつけペンの種類や性能についての説明からスタート。参加者のみなさんは、初めて手にするペンの感触に興味津々でした。

説明の後は、さっそく「つけペン」を使って線を引く練習に取り組みました。主に漫画の表現に用いられる技術を学ぶ時間です。「入り抜き」の練習では、腕に毛を生やして描くというユニークな課題も!

毛が揃った絵を描く子、散らばった毛を描く子など楽しげに描いていて、個性豊かな作品が次々と生まれました。

カイマちゃんにペン入れ

次は、私カイマが用意した線画にペン入れをしていただく時間。先ほど練習で使用したペンの中から、自分に合ったものを選び、思い思いにペン入れを開始しました。

丁寧になぞったり、アレンジを加えたり、参加者の個性が光る作品がたくさん出来上がりました。手の早い人は、トーン貼りやベタ塗りにも挑戦し、さらには夏用の特別線画(難易度アップ!)のひまわりの女の子の絵にまで挑戦してくれました。

お絵かきが大好きな子は、自分で描いた絵にペン入れをして遊びました。ひたすら犬?の曼荼羅を描く高校生もいたました(笑)それぞれの絵に、参加者の個性が溢れていて、とても素敵でした。

参加者のご感想

ワークショップ後にいただいたアンケートの中から、いくつかの感想をご紹介します。

まとめ

今回のワークショップでは、参加者のみなさんのレベルがとても高く、つけペンのコツをすぐに掴んで自分のものにしていく姿が印象的でした。感想の中に「自分の個性を認めてもらえて嬉しかった」と書いてくれた子がいて、私が指導する上で最も大切にしていることなので、とても嬉しかったです。

つけペンは、自分の個性がダイレクトに絵に出る道具です。どんな表現になっても、それがあなたの一番素敵な線なのです。例えば、ある参加者は、線を重ねたり、カケアミで濃淡を表現したりと、表現にこだわりながら描いていました。その個性を素敵だと伝えたところ、自分はこういう表現が得意なんだと気づいてくれました。個性は自分ではなかなか気づかないものですが、他の方と見比べてみると、みんな違う表現をしていることに驚かれるでしょう。そして、「これが私の強みなんだ」と自覚したら、絵を描く楽しみがどんどん増えていきます。

ワークショップ後、「つけペン買ってみます」「家でもつけペンで絵を描きます」といった声をいただけたことが、本当に嬉しかったです。

これからも、楽しくつけペンでお絵かきしてみてくださいね!

次回開催をお楽しみに!

カイマミカ


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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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