🌱新春描初めワークショップ🌸藤原ひろみ・こども絵画造形教室「窓から何がみえるかな?3D絵本を作ろう」レポート【2023.1.6】

2023年1月6日~1月8日まで開催した、アトリエCaima新春描初めワークショップの模様をお届けします。

まずは、藤原ひろみ先生によるこども絵画造形教室の体験レッスンからスタートです!

目次

窓から何が見えるかな?3D絵本を作ろう!

藤原ひろみ先生の見本

今回の作品テーマは、「窓」

画用紙で奥行きのある空間をつくり、扉を開けると、奥の絵が見えるという構造。

外と内とで異なる絵を描くことで、窓から見える景色を表現します。

プラパンもに絵を描き、空間を飛び交う小物でより世界観を広げます。

こどもたちには、使用する画材も好きに選んでもらい自由にお絵描きする楽しみを体感してもらいました。

自分の好きな世界が広がる窓

どんな絵を描くか、自由。でも自由ってけっこう難しい。

何を描いたらいいか…最初は戸惑いながら始めたこどもたち。

藤原先生から「好きなものは何かな?」と問いかけを受け、こどもたちも自分の好きなものを答えていきます。

「じゃあそれを描いてみよう!」

と先生とやりとりしながら、描き始めていくうちに「こうしてみよう!」「この画材を使ってみたい!」とこどもたちの手が進み始めました。

お花の色の組み合わせを全部変えて、いろんな画材を試しています。
クレヨンの上から絵具を塗る技法で雲を描きました。
普段からよく図鑑をみているそうで、描く魚がリアル!
絵具でダイナミックに着彩

藤原先生に、画材の使い方を教えてもらいながら描き進めます。学校では使ったことのない画材や、技法を教えてもらって、楽しむこどもたち。

紫の作り方を教わるMくん

最後は、描いた絵を組み立てます。仕上げの輪ゴムを通すのがなかなか難しく、大人たちと協力しあってなんとか完成!しました(笑)

立体的に組み立てる様子

完成作品と藤原先生からのコメント

90分、みんな集中して描きあげた作品!それぞれ個性が光る作品ができあがりました。藤原先生によるコメントもいただきましたので、一つずつご紹介します(^▽^)/

藤原ひろみ先生より

10時からのクラスと11時半からのクラスの2回、合計4人のこどもさんに体験授業にご参加いただきました。ありがとうございました。

「窓から何が見えるかな」のテーマでは、窓が閉じている時と開いた時の違いを意識して、二つの世界を作ってもらいました。

絵も描いて、工作もして、非常に盛りだくさんのテーマでしたが、みんながんばって最後まで仕上げてくれましたね。その結果、窓からの素晴しい風景が出来上がりました。

窓を開けた時に、小さなかわいい生き物や大きなモンスターがゆらゆら揺れているのも本当に素敵でした!窓を開けるのが楽しみです!

Mちゃんの作品の作品

藤原ひろみ先生

草原から描き始めて、どんな生き物を描いてくれるのかなと楽しみに待っていましたら、現れたのは、なんとゾウ‼しかも水浴びしています!なんて素敵!
解放感いっぱいです!気持ちよさそうですね。
ゆらゆら揺れるパーツは、蝶々とゾウが水浴びではねた水滴を作ってくれました。台紙に描いたゾウと揺れるパーツを関連づけて考えてくれるところなど、流石でした!
時間いっぱいしっかり制作して、細かなゴム通しの作業も一人で行って、本当によく頑張ってくれました!

Kちゃんの作品

藤原ひろみ先生

緑色のポスカで丁寧に草を描き始めてくれました。その草原一面に咲くお花を一つずつ色を変え、花の中心の色も考えて丁寧に描いてくれました。草原の上には真っ青な美しい空が広がっています。その空を飛ぶのは、ゆらゆら揺れるパーツで作る小鳥と蝶々でした。真っ青な空に黄色の小鳥。とても素敵です!
最後までよく頑張って仕上げてくれました。窓を開けた時の美しい空と可愛い小鳥や蝶々に元気がもらえますね!

Mくんの作品

藤原ひろみ先生

元気いっぱいに、まずは扉にポケモンのスカーレットとバイオレッドを描いてくれました。
ポスカは初めてだったそうですが、普通のペンよりも乾きが少し遅いので、光らなくなったら乾いているよ、と伝えるとすぐに理解して上手に使ってくれました。
扉の向こうに見える世界には建物(?)を描いてくれました。ゆらゆら揺れるパーツにはゲンガーという舌で攻撃するポケモンを作ってくれました(大きかった!でもそれが後で効果発揮‼)
透明プラバンにゲンガーを描いたので、後ろの景色が透けて見えて、とても面白く怖さも迫力も出ましたね!さらに、ゲンガーの大事な舌を透明プラバンを折り曲げて作って、ゲンガーにつけてくれました。
ゲンガーの怖さが表現されて、本当に面白い作品になりました。男の子らしい元気いっぱい、迫力のある作品に仕上げてくれました。最後までよく頑張って作ってくれました。
完成した作品を声を出しながら効果音をつけて、開いて見せてくれました!(わ~!食べられる~‼)
素晴らしかったです!

Hちゃんの作品

いろんな魚が行きかう海の世界
藤原ひろみ先生

大好きなお魚を描いてくれるところから始まりました。マジックペンで丁寧に描かれたお魚がどんどん増えていきます。ここはどこかなぁと聞いたら、水族館だそうです。
海藻やサンゴなども増えていきます。お魚が泳ぐ海水は水彩絵の具で色付けしました。
揺れるパーツは大好きなお魚です。
(どうやら、さかなクンのようにお魚が大好きで図鑑を作るように、たくさんの魚を家で描いているそう!どうりでいろんなお魚をよく知っているわけですね!すごい!)
扉は、どんな窓にするか一緒に相談したところ、水族館の外で行われるイルカショーを描いてくれることになりました。イルカとシャチが飛び跳ねて、水族館に来た人を迎えてくれているようです!本当に素敵な世界です。
最後まで本当によく頑張ってくれました。素敵な作品ができましたね!

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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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