🌻夏休みWS「透明水彩の夏のきらめき」ワークショップレポート(2026.8.1)

2026年8月1日(土)、漫画家・千秋りえ先生による「透明水彩の夏のきらめき」ワークショップを開催しました。

今年も満席ちかく、小学生から大人まで、たくさんの方にご参加いただきました!

今回描くのは、涼やかな水中にきらめく女の子。

千秋先生が用意してくださった美しい線画に、透明水彩のさまざまな技法を使って色をつけていきました。


目次

透明水彩の特徴を学ぼう!

まずは、イラストに使う透明水彩絵の具の特徴について学びます。

千秋先生がお手本を見せながら、透明水彩ならではの「ぼかし」「色の重ね」「リフティング」などの技法を説明してくださいました。

リフティングとは、一度塗った色を水や筆で取り除き、明るさや模様を作る技法です。

水の量や色を置くタイミングによって、にじみ方や混ざり方が変化します。

参加者の皆さんも、透明な色が重なることで生まれる美しさを感じながら、さまざまな表現を試していました。


水中の女の子の線画に着彩!

技法を学んだあとは、千秋先生がこの日のために用意してくださった、水中の女の子の美しい線画に色をつけていきます。

まずは、千秋先生のデモンストレーションから。

透明水彩で大切なのは、なんと「気合いと我慢」!

「気合い」は、水が乾かないうちに色をのせるため、一気に筆を動かすこと。

そして「我慢」は、水が乾きはじめたときに画面を触らないことです。

まだ描きたい、もう少し色を加えたいと思っても、乾きかけの画面に触ると、せっかく塗った色が取れてしまいます。きれいに仕上げるためには、じっと乾くのを待つことも大切なのだそうです。

工程ごとに千秋先生のお手本を見ながら、皆さんもくもくと真剣に着彩していました。


それぞれの「夏のきらめき」が完成!

最後は、参加者の作品を並べて、千秋先生による合評を行いました。

同じ線画と絵の具を使っているのに、色の選び方やにじみ方、水の流れ方によって、作品の表情はさまざま。

並べてみると、一人ひとりの透明水彩のきらめきの世界が広がっていました!

※午前の部は、作品を正面から撮影するのを忘れてしまいました……( ;∀;)


参加者の皆さんからの感想

子どもたちからは、

「きれいに塗れてうれしかった」

「学校の図工の絵の具でも、上手に描ける気がしてきた」

という、うれしい感想をいただきました!

今回初めて透明水彩に触れた子も多く、絵の具の楽しさや新しい表現を知る、よい機会になったのではないかと思います。

大人の方からも、

「難しかったけれど、コツが分かってよかった」

「透明水彩にも性格が出るなと思った」

「こんなかわいい絵に、また色を塗りたい」

など、楽しかったという感想をいただきました。

今回は、なんと東京から弾丸で参加してくださった方もいて驚きました!

遠くからお越しいただき、本当にありがとうございます。今回の体験が、少しでもこれからの作品づくりや学びにつながっていたらうれしいです。


千秋りえ先生からのコメント

透明水彩ワークショップは、今年で2回目となります。

簡単なようで難しい透明水彩。今年は、涼やかな水中にきらめく少女のイラストでした。同じ絵の具を使っても表情が変わり、皆さんそれぞれ、大変素敵に仕上がりました!

透明水彩絵の具は、なるべく触らず、自然に水が流れるように扱うと美しく、ほかの絵の具とはまた違うおもしろさがあると思います。

「いろいろな表現ができて楽しかった」「ぼかしの使い方が分かった」という技術的なものから、「透明水彩ってきれいだと思った」「かわいい絵でときめきました!」など、楽しい感想をいただけて、大変実りのある時間となりました!

初めての方も経験者の方も、透明水彩のおもしろさや美しさを感じていただけたら幸いです。

ご参加ありがとうございました。


まとめ

同じ線画、同じ絵の具を使っていても、水や色の動きと、それぞれの手の感覚によって、まったく違う作品が生まれる透明水彩。

少し難しいところもありますが、思いがけないにじみや色の重なりも、この画材ならではの魅力です。

千秋先生、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

また来年も開催していただけたらと思います!!

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この記事を書いた人

漫画家・イラストレーター。こどもマンガ・イラスト教室講師。
白泉社 Love Jossie にて「曇り空のピクニックで君とキスしたかった」 連載中。

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